第628回 なかなか良い物件がなくて探し疲れたという人へ

このブログは5日おき(5、10、15・・・)の更新です。

このブログでは、居住性や好みの問題、個人的な事情を度外視し、原則として資産性の観点から自論・「マンションの資産価値論を展開しております。

 

数えきれないほど多数のマンションを見て歩きました。新築のモデルルームも数件見ましたが、中古マンションも10件以上見たと思います。 しかし、どれも「帯に短しタスキに長し」という思いが強く、決心がつかないまま1年を経過しました。本を買って読んだり、ブログで勉強したりして基礎知識は積んだのですが、学べば学ぶほど、見ればば見るほど頭が混乱して、最近は感動を覚えるマンションもなくなってきたようにも感じています。

一時、これはという物件を見つけて盛り上がったのですが、予算が厳しく、ネゴシエーションも失敗して断念しました。そのせいか、近頃はマンション探しのエネルギーもなくなってしまいました。諦めたわけでもないのですが、少し疲れたのかもしれません。

どんな方法でマンション探しをしたらいいのでしょうか?どこから、どんな方針で、どんなルートで進めていけばいいのですか?

 

このような種類のご相談も最近は増えています。今日は、このようなお悩みにお答えしようと思います。

 

●衝動買いした人が成功することも

営業マンは、初めてのマンション購入で知識もなく、聞くも見るも驚きの連続だという人が口説きやすいとうそぶきます。大人を口説くのは大変だが、小学生は簡単だと言います。砂に水が染み込むように、説明がをすべて吸収してくれるので、どんどん前のめりになる。何より、「賃貸マンションにない最新の設備の新築のモデルルーㇺに舞い上がってくれる」と語ります。

 

こうして、買ってしまったマンション。何となく、営業マンペースでコトが運び、気付いたときは契約していた。本当に、これで良かったのか。このような疑問が芽生え、契約した後で猛勉強したり、他のマンションのモデルルームを見学したり、広告に目を通す、ブログを読むといった行動をする中から筆者に「購入マンションの評価レポート」の依頼を下さる人は少なくありません。

 

購入したマンションを「見学に行った別のマンションの営業マンにそれとなく聞いたら、ぼろくそにけなされました」と落胆したという人もありました。客観的に見て「このマンションはどうですか?」、「気になる点・心配な点は・・・・です」と筆者に答えを求めて来るのです。

 

筆者が提供する「マンション評価サービス」は、初回無料ですが、契約済みの方はお断りしていますが、そのことを隠して、依頼してくる人もあります。ともあれ、筆者は、依頼者におもねることは一切なく、受け取り方によっては「辛口批評」かもしれないですが、良いものは良い、問題あるところはここだと指摘させていただいています。

 

心配だから、弱点があることに気付いたからこそ、客観的な意見を求めて来るわけですが、極端な失敗というほどのことは殆どありません。しかし、リセールを考慮したとき問題が残る物件は少なくないのです。

 

それでも、買ってしまったし、500万円の手付金も払ったのだから、それを放棄して解約するまでのこともないと知れば、ご相談者は休心しますし、結果的に「よく考えずに買ってしまった行為」は正しかったのかもしれません。

 

ある人は言いました。「無知だったから良かったのですね」と。

 

●知り過ぎた人へ

無知だったことが、結果的に迷うことなくスムーズにゴールへ進んめた。その結果、幸せなマンションライフを送っているなら、それも悪くないのかもしれません。しかし、リセール価値については5年先、10年先にまで気づかないかもしれません。

 

筆者の持論は「マンションは買い替えを前提とし、リセール価値に視点をおくべし」です。

その点を重大な選択ポイントとしたとき、自信をもって選択している人は何%あるのだろうか。いつも、この疑問が残ります。

 

良い物件は、一般的に人気もあって、文句のないマンションと言えるのですが、価格が高過ぎたりします。高く買ってしまうと、リセールでは期待外れになることが多いものです。そこまで分かっていれば何も助言することはありませんが、過度の期待を持って購入している人もあるので、他人事ながら気にやんだりします。

 

情報過多、情報氾濫と言われる時代は、一歩間違えば「誤った情報を誤認する」、「正反対の意見に惑う」、結局何が正しいのかが分からなくなってしまう。勉強すればするほど混迷を来たし、判断が困難になる人も多いのです。

こういう人に筆者が助言するのは、次のようなことです。

 

不動産は縁ものなので、丹念に辛抱強く探すしかありません。きっと見つかるはずです。ただし、何十軒も見て歩くのは大変なので、そのうち疲れ果ててしまい、休憩している間に良い物件が目の前を通り過ぎてしまったりするのです。新築は候補が少なく、何か月も待たされる。何度も足を運ばせるように仕向けられるので、時間ロスも多いのです。

中古は、毎週毎週候補物件が現われるわけでもないし、見に行かないと分からないことが多すぎる(公開情報が少ない)のです。しかし、毎週は動けないし、何件も見て歩く結果、徒労感が残ります。

 

そこで、深く調べることなく、予算と広さ、場所だけで物件を選び、専門家に判断をゆだねてみる。つまり、自分の判断を加えないで「どう思うか」を聞くのです。言い換えれば、勉強し始めの頃に戻ってみるということです。

 

その結果は、「やっぱり、そうだったのか」「気付かなかった」「そこは気にしなくていいんだ」「優先順位が間違っていた」といったことが分かります

 

もし、筆者にご依頼くだされば、新築も中古も、まとめて(1回5件まで)「ショートレポート」の形で、要点を整理してお答えができるでしょう。

 

●「ショートレポート」サービスご利用の勧め

このサービスを始めたのは、2017年12月からですが、作業量の関係で、あまり宣伝もできませんが、何人かの方にチャレンジいただきましたところ、80%の確率で、短時間にお喜びの声をお寄せいただくこととなりました。

(詳細はお問合せ下さい。➡➡HPのトップ「メニュー」から資料をご請求)

 

このサービスのメリットを紹介します。

①無駄な訪問・内覧を減らすことができます

WEBサイトでは分からない欠点・問題点を含むコメントが付くので、見学に行くべきかどうかの判断がしやすい。また、新築にしても中古にしても、重要な情報は、契約寸前まで分からないことが少なくありません。これらを事前に察知することで、または「~に関しては、売主にお尋ねください」といった注記が付くので、効率よくご見学とご検討を進められます。

②見落とし・盲点をなくすことができま

よく勉強している方でも、うっかり見落としてしまったリ、隠れた問題点に気付かなかったりすることがあるものです。第三者のフィルターを見学前に通す(ショートレポートを読む)ことで、見落としや盲点をなくすことができます。

 

③先入観・固定観念を取り外すことができます

「古いからダメ」「大規模だからダメ」「2階だからダメ」「検討外のエリアだからダメ」「埋立地だからダメ」etc.といった制約を外してみることで、ときには思わぬ拾いものに遭遇することがあります。

本サービスはあらゆる可能性を念頭に置くことで、ご依頼者様のマンション購入に関しベストの解を求めて行きます。

 

④最短距離でゴールに達することができます

「今年中に決まればいい」や「来年子供が小学校に上がるまでに決めたい」といった目標をもってスタートしても、時間が経つのは早いものです。本サービスは、唯一無二のメソッドでこれらの目標を着実に捉えます。

 

●この考えは正しいかと尋ねる

宣伝になってしまったので、元に戻して、次の策は、専門家に「・・・・と思うのですが、この考えは正しいですか?」と質問なさってはどうでしょうか?

 

「一理ありますが、・・・の視点が抜けています」と言割れるか、「そこは正しいが、どちらかと言えばどうでもいい問題です」、「正しいとは言えません」、「それもいいですが、先ず何が大事かを考えましょう」、「優先順位が間違っています」と言われるかはお尋ね次第ですが、知り過ぎた人には効果絶大です。

 

●こんなことを聞いたが本当ですかと聞く

最後は、「こんな情報を得たがどうか」と聞くことを提案します。これも効果的です。

 

ただ、思いこみに関しては「本当か」という疑念も出て来ないはずです。これは、どうしようもないかもしれません。例えば、東京オリンピック後は「価格が下がる」と刷り込まれてしまった人は、疑問と思いません。

 

しかし、筆者のブログを読むと世間の意見との違いに気づくことがあるかもしれません。なぜなら、「マンション価格は下がらない。なぜなら・・・」といった所見を発表しているからです。

 

・・・今日はここまでです。ご購読ありがとうございました。ご質問・ご相談は「無料相談」のできる三井健太のマンション相談室(http://www.syuppanservice.com)までお気軽にどうぞ。

 

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マンション評価サービスは初回無料(ただし条件あり)です。どうぞご利用ください。

 

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