月別:2018年4月

第625回 六本木ヒルズに住みたい人!!

今日の投稿はもう1本あります!!   報道によれば六本木ヒルズは今年15年周年になるそうです。早いものです。 六本木ヒルズは、開発に長い時間を要した大規模な都心再開発の草分けとして有名です。テレビ朝日の本社、ホテル、オフィスビル、タワーマンションが斜面に美しくレイアウトされています。スーパーマーケットも、書店も、ブランドショップも、映画館も、レストラン、カフェなどが揃っています。   六本木ヒルズにはイベント広場があり、トークセッション、演奏会、パフォーマンスなどを無料で楽し […]

第624回 「世界で金利上昇圧力」の報道にぎょっとした!

このブログは5日おき(5、10、15・・・)の更新です。 このブログでは、居住性や好みの問題、個人的な事情を度外視し、原則として資産性の観点から自論・「マンションの資産価値論」を展開しております。     新聞によれば、世界的な景気回復+資源高+米国トランプ減税(財政悪化)の3つを原因として、「世界の中央銀行が金融緩和政策を解除する方向へ」+「インフレ懸念」が表面化して米国の金利を押し上げている   1月の新聞でも世界的に金利上昇圧力がかかり始めているという記事があ […]

第623回 新築マンションの値引きの可能性を探る

このブログは5日おき(5、10、15・・・)の更新です。 このブログでは、居住性や好みの問題、個人的な事情を度外視し、原則として資産性の観点から自論・「マンションの資産価値論」を展開しております。   今日は、値引き交渉の考え方と交渉の方法論をご紹介しようと思います。   新築マンションは、購入者の家族に小中学校児童がいる場合に新学期への移行期の4月までに引き渡しをしようと、概ね1~2月の工事完成を目指します。 数百戸の大規模マンションになると、全世帯の引っ越しの日程調整の関 […]

第622回 リニア新幹線や都市再開発の効果に期待し過ぎとは言えないか

このブログは5日おき(5、10、15・・・)の更新です。 このブログでは、居住性や好みの問題、個人的な事情を度外視し、原則として資産性の観点から自論を展開しております。資産価値を重んじる方のための購入のハウツーをお届けするもので、お気に障ることもあろうかと思いますが、失礼はお許し下さい。 本日2本目の投稿です。   リニア新幹線の名古屋駅・品川駅開設に伴い、駅周辺は大きく変わろうとしています。 〇〇エリアの再開発が00年から行われ、一帯は大きく変貌。将来性が期待できます。地価も上昇して […]

第621回  借地権マンションの適正価格は?

このブログは5日おき(5、10、15・・・)の更新です。 定期借地権付き、または普通借地権付きの物件がときどき現れます。それぞれ価格が一般マンション(土地が所有者)より安く分譲されます。中古マンションも同様に一般マンションより安いのが普通です。   どのくらい安ければ妥当なのでしょうか?お尋ねは例外なく「借地権マンションですが、適正価格は?」です。今日は、その点についてお答えしましょう。   ●借地権マンションの土地の意味 ご承知のように、マンションの土地は建物所有者の共同所 […]

第620回 中古マンションの価格。依然上昇中

この記事は本日2本目の投稿です。 東日本不動産流通機構は2017年度(4月~3月)の市場データを発表しました。 それによると、首都圏の成約件数は前年割れが7か月もあり、年間で37,172件、前年度比0.7%減となったそうです。この件数は、新築の契約戸数とほぼ同数です。   筆者の注目点は、この「同数」という点にあります。よくマスコミは日本の中古取引は諸外国に比べて極端に少ない(新築が80%以上)という国土交通省のデータを引き合いに出して「中古住宅の取引を増やす策」を取り上げますが、これ […]

第619回 容積率緩和を廃止する中央区・ファミリータイプ制限の江東区・・・ここから見えるもの?

このブログは5日おき(5、10、15・・・)の更新です。 このブログでは、居住性や好みの問題、個人的な事情を度外視し、原則として資産性の観点から自論を展開しております。資産価値を重んじる方のための購入のハウツーをお届けするもので、お気に障ることもあろうかと思いますが、失礼はお許し下さい。   タワーマンションの開発が急増した都心4区(中央・江東・品川・港)では人口が他市区から流入し、児童数も増えたために学校が足りなくなったそうです。このため、今後は「タワーマンションの開発を規制」すると […]

第618回 仲介業者の熾烈な戦いの陰で!!

このブログは5日おき(5、10、15・・・)の更新です。 このブログでは、居住性や好みの問題、個人的な事情を度外視し、原則として資産性の観点から自論を展開しております。資産価値を重んじる方のための購入のハウツーをお届けするもので、お気に障ることもあろうかと思いますが、満点の家はないと思っていただき、失礼はお許し下さい。   (株)大京穴吹不動産は4月1日、同社が仲介するマンションの売り主を対象に、無償インスペクション付き仲介サービス「住まいるチェック」を開始するというニュースがありまし […]

第617回 塗り替わった業界地図。その裏で何が起こっているの?

この記事は臨時投稿です。 第616回はシステムエラーのため、投稿日の5日から3日遅れの反映となったようです。記事を楽しみにアクセス頂いた愛読者のみなさまには心からお詫び申し上げます。   三井健太   ※※※※2017年の新築マンション販売(売り出し)戸数ランキングが先ごろ発表になりました。 その顔ぶれを見ると、随分様変わりした印象を受けます。   トップ10には、住友不動産、野村不動産、三井不動産レジデンシャル、三菱地所レジデンス、大和ハウス工業、積水ハウスの大手が相変わら […]

第616回 自分で調べるより専門家に聞いた方が早い

このブログは5日おき(5、10、15・・・)の更新です。   マンションの価値を評価するというのは、実際にやってみると一筋縄ではいかないものです。筆者は、ほぼ日課としてこの作業を行っていますが、始めたばかりの頃は首をひねることもよくありました。   まして、「10年後の価格を予測」するなどという大胆不敵なサービスなど以前は到底考えられませんでした。以下に示す一例のように、様々な要素・条件が複雑に絡むからです。   「駅に近いし、その割には静か。ブランドマンションであ […]