もし一生借家住まいで行こうとしたらどうなるの?

ブログテーマ:マンション購入に関する疑問や各種問題を解き明かし、後悔しないためのハウツーをご紹介/構成:①マンション選びの重大ポイント②不動産業者と営業マン③一戸建てかマンションか④郊外か都心か⑤持ち家か借家か⑥購入資金⑦その他の疑問・悩みなど・・・について毎月5と10の日に投稿しています。

20年、30年先のことなど、誰にも分からないわけですが、それでも長期ローンを組んでマンションを買う人がたくさんあります。勇気ある行為なのか、自信があるからなのか、まあ何とかなるさ、なのか。とにかく新築マンションを購入する人だけでも、毎年10万人前後(全国)現れます。一戸建てを買う人や古い家を建て替える人、中古住宅を買う人なども含めたら膨大な数です。

その一方で、「みんなで渡れば怖くない」でなく、やっぱり怖いと逡巡する人もいるのは事実です。
そこで、仮にローンを組むのが怖いからと、いつまでもマイホームを持たず、頭金を貯めるのもままならずに行くとしたらどうなるか、あるいは、賃貸住まいで一生行こうと決心したら、その先はどうなるのかを考えてみました。
住宅購入の決断を確かなものにするため、逆から考えてみようということです。

借家であっても、より快適な住まいで暮らしたいと考えるのが普通の人間の感覚というものでしょう。つまり、広い、設備がいい、近いなどを求めるわけです。最初はそうでなくても、家族が増えたり、家財が増えたりすることによって欲求が高まります。
ところが、そのような立派な住まいの家賃はバカ高いものになることでしょう。結局、そうなれば家賃が勿体ない、馬鹿馬鹿しいと感じ、やっぱりマイホームを持とうと心変わりするでしょう。
結局は、マイホーム取得のチャンスが大幅に遅れるというデメリットに繋がるわけです。

誰でもそうなると断言はできませんが、より快適な住まいで暮らしたいという欲求が生まれることが分かっているのなら、早いうちに買ってしまった方がよい。そう言えるのではないでしょうか。
もちろん、生涯安い住宅に住み続けるという選択肢もありますが、それで満足するだろうか。家族は幸福に感じてくれるだろうか、その懸念がデメリットとも言い換えることができます。

デメリットの二つ目は、死ぬまで家賃を払い続けなければならないという点です。収入の減る老後、家賃を払い続けながら、不安なしで暮らしていけるだろうか。低家賃の住まいを見つけて住み替えるという方法はどうだろうか。このような観点から検討してみましょう。
従来、賃貸住宅での生活は、高齢者にとって、新規契約の難しさ、住宅の老朽化などの不安が大きなものでした。しかし、少子化、人口減、高齢化していく日本では、住宅市場も高齢者を意識したものへと変わっていくと考えられます。今後は、生活のケア、バリアフリー、コミュニティの充実など、さまざまなサービスが賃貸物件にも盛り込まれることでしょう。
しかし、まだまだ現実は厳しいという状況が続くと考えるべきなのではないだろうか。老夫婦が快適に暮らせる低家賃の住まいは果たして見つかるだろうか。そんな疑問が湧いてきます。

過疎地の廃屋でも探して住むことにしますか?そんな場所に引き込みたくないとしたらどうしますか?やはり、マイホームの取得は切り離せないのではないでしょうか。早めに手当てし、定年退職までには、ローン完済の目処をつける。これが理想なのではないでしょうか?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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