マンション購入相談が増えて来た

ブログテーマ:マンション購入に関する疑問や各種問題を解き明かし、後悔しないためのハウツーをご紹介/構成:①マンション選びの重大ポイント②不動産業者と営業マン③一戸建てかマンションか④郊外か都心か⑤持ち家か借家か⑥購入資金⑦その他の疑問・悩みなど・・・について毎月5と10の日に投稿しています。
 最近、ご相談件数が増えている。有料・無料ともにである。有料の中には現地調査も加わるので大忙しである。
これは、市況の好転が背景にあるのだろうか。新聞発表によれば、契約率はずっと良いし、週刊誌には即日完売物件がズラリと並んでいる。。
 新規発売戸数も前年比で増加傾向にあり、販売好調を裏付けている。もちろん、これは東京の話であるが。

 さて、そのような日々に感じることは、購入者の無知に付け込むわけではないのだろうが、いい加減な説明をする営業マンがいるなあという点である。
 まあ、聞かれない限り、都合の悪いことをわざわざ説明しないのが、営業マンの習性みたいなものだから、ここを責めてもしかたない。そこで、購入者は最低限の知識を持って物件の選定に当たることが必要である。
 
 業者に騙されないように自衛しろというつもりはない。所詮、プロには敵わないのである。
 第三者的な立場で、リクルート社がナビゲーションの役を担ったりもしているが、どこまで役立つのか正直なところ疑問に思う。
 最後は、自分で判断して行くことが必須であり、百点満点の家は無理だが、許される条件の中で納得ずくの決断をすることが大事ではないだろうか?
 私は、そのお手伝いをするだけである。つまり、客観的な立場で公平に物件評価が可能であり(業者とのしがらみはないので)、また「買い手のわがまま」や「ないものねだり」をいさめることも可能。
 
 マンションを決めるポイントは、二つだけである。1つは、いま本当に自分にとって買い時なのか、もうひとつは本当にこの物件でいいかである。予算に上限があるなら、必ず何か不満または気になる点が出てくる。しかし、金利や税金などの特例期限が迫っていたりすると、つい、慌てて決めてしまうものである。
 その時の決め方というのは、結局、「条件の整理法」、「葛藤する気持ちの整理法」そのもなのである。ここで具体的に書くスペースはないが、いろいろな人の相談にお付き合いしている中から得た私の結論である/
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