電気自動車対応マンションついに販売スタート「ライオンズマンション」で

EV&プラグインハイブリッド車対応マンションついに登場
ブログテーマ:マンション購入に関する疑問や各種問題を解き明かし、後悔しないためのハウツーをご紹介/構成:①マンション選びの重大ポイント②不動産業者と営業マン③一戸建てかマンションか④郊外か都心か⑤持ち家か借家か⑥購入資金⑦その他の疑問・悩みなど・・・について毎月5と10の日に投稿しています。・・・・・・・・・
電気自動車とプラグインハイブリッド車には充電設備が不可欠であるが、現状はそのインフラが不足している。1回の充電で走行できる距離が短い電気自動車にしても、プラグインタイプのハイブリッド車にしても、普及の鍵は充電スタンド(充電用コンセント)のインフラ整備にある。
つまり、一戸建て住宅なら比較的簡単に設置が可能だが、マンションでは駐車場に自動販売機のような形式で設置する必要がある。さらに、ドライブ先で電池切れになっては困るので、あちこちにスタンドを設置することも必須ということになる。
現在、ローソンやジャスコなどの店舗の一部や、公共施設、自動車ディ―ラー、ガソリンスタンドなどに設置する動きが始まっているが、12月発売の日産自動車の「リーフ」発売で、どこまでインフラ設置が加速するのか、業界関係者は注目している。
さて、そんな中、ライオンズマンションの大京が新築マンションに充電スタンド(小型のタワー状)を設置した物件を販売開始している。さすが業界一の会社と褒めたい。これからの時代は、必ず電気自動車が主流になる。環境問題は、地球規模の課題であるから、避けられないテーマであるためだ。ただ、価格的な問題や航続走行性の問題など、解決すべき問題を抱えているので、急速に普及するかというと、なかなか簡単ではないようだ。
国土が広過ぎて常に長い距離を走る必要のある米国やロシアといった国での普及はかなり難しいというが、日本なら国土が狭く、米国ほどの長距離を走らなくてもすむから、インフラ整備も比較的しやすい。電気自動車の普及しやすい条件が日本にはある。
近い将来、低価格の電気自動車が誕生して来るに連れて、インフラ整備も進めば一気に普及する可能性がある。
マンション比率の高い東京、大阪などの大都市では、既存マンションを含めて充電スタンドを設置していくことになるだろう。まだ、大きな潮流にはなっていない。マンション業界で先導的なのは「大京」くらいである。しかし、もうすぐ大きなウェーブがやってくる気がするのである。
いずれにせよ、5年か10年先かは分からないが、充電スタンドのないマンションは資産価値を落とすことになるかもしれない。・・・・・・・・・・
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