地震後もやっぱり強い東京湾岸マンション

ブログテーマ:元、大京マンが業界の裏側を知り尽くした目線で、マンション購入に関する疑問や諸問題を解き明かし、後悔しないためのハウツーをご紹介・・・・原則として、毎月5と10の日に投稿しています。

野村不動産が江東区の東雲地区で建設中の「プラウドタワー東雲(しののめ)キャナルコート」は10月1日にモデルルームを公開します。

これは3.11震災で敬遠気味とされたベイエリアに活気が戻って来るかどうかの試金石ともなる物件として業界も注目のマンションです。
詳しい内容は控えますが、52階建てで総戸数600戸の大型マンションです。詳細はこの下からどうぞ
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ご承知のように湾岸エリアは大地震のときの「液状化」が懸念され、またこのエリアに多いタワーマンションの「揺れ」や停電時の「孤立化」などから嫌気されていると報道されて来ました。そして、地盤の強い内陸部や、タワーから中低層のマンションに検討対象を変える人が増えたという分析が多数見られました。

それらの報道はもちろん間違いないのですが、どうもそこがクローズアップされ過ぎるとイメージが強く残りがちで、実際は一部の人の動向であって大きな潮流になっていないことも多いものです。

震災から半年を経過して、冷静な判断をする人も増えて来たのでしょう。冒頭の物件には事前の問い合わせだけで5,000件を超えているのだそうです(日経新聞9月21日)。つまり、従来からの高いベイエリア人気が陰っていない、嫌う人はさほど増えていない証拠だというわけです。

ともあれ、建物の基本構造がしっかりしていて、液状化対策なども十分に考慮された安全な造りになっていたり、いざというときの防災対策も設計に盛り込まれ、かつその時の管理会社のサポートなどもあったりすれば、ベイエリアのマンションにも安心して住むことができるはずです。

何より、このエリアは近年高い人気を誇ります。災害にも強いマンションと知れば人気を集めることは間違いないと思うのです。

価格もプランも詳細を見ていない段階でコメントするのはやや勇み足になりますが、おそらく好調な売れ行きを示すことでしょう。もし、そうでなければ自分の不明を恥じるしかありませんが、ベイエリアが変わらぬ人気を持ち続けることを確信できそうに思います。

・・・・・・今日はここまでです。ご購読ありがとうございました。三井健太のマンション相談室(http://mituikenta.web.fc2.com

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