価格上昇期の割安マンション

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価格上昇期の割安マンション

このブログで何度か述べて来たことですが、マンション価格は確実に上昇傾向を辿っています。不動産経済研究所の調査によれば、2013年の価格は東京都区部だけ紹介すると、1戸当たり価格で10.8%、1㎡当たりの単価で8.0%、それぞれ前年比アップとなりました。

さて、高くなったなあと感じることが多い中にあって、安いと感じる物件に遭遇することもあります。
それは、いわゆる「売れ残りマンション」です。1年前に新規発売し、間もなく工事完成を迎える物件です。偶然、その動向を知る機会があったとき、意外な印象を覚えることがあるのです。

1年前の時点では高かった物件でも、その後の価格上昇によって相対的に割安感が生まれたものです。売れ残った理由は様々ですが、詰まるところ割高だったのです。言い換えると、駅から遠い割に高いとか、グレードが低い建物なのに高いから販売が順調に進んで来なかったというわけです。
そのような割高マンションが今では、少しも高いと感じなくなって来ました。

となると、売れ残りマンションも販売が急に進捗し出すという動きに変わるはずです。その時期はもう間もなく。そう予想できそうな物件も多い昨今です。

筆者は、売れ残りマンションを推奨しているわけではありませんが、意外な発見があるかもしれないので、以前に検討した物件なら、再検討する価値はありそうだとお伝えしたいのです。

例えば、売主は工事完成直前にあって、最後の数戸を値引き販売するかもしれません。そうなれば、割安感は一段と強まるかからです。

何かに理由で買いを踏み止まった物件でも、価格が安ければ話は別です。満点の物件はないのですから、価格次第では買って損はないという物件も中にはあるはずです。

そのような物件を購入済みの人には関連して朗報となるかもしれないお話を補足しておきましょう。
それは「結果的に、貴方はとても安く買ったかもしれない。そのことを後日知ることになるでしょう。価格上昇期にあっては、初め高い物件も次第に割安感が生まれます。周囲がみな高くなったから、我が家は安く見えるものですし、客観的にも割安な物件と評価されるはずだ」ということです。

最近の物件はみな高く、中には明らかに「高値づかみ」と言える物件を周囲のムードに酔わせられて買ってしまっている人も少なくない中、結果論的ではあるが、あなたは「割安な物件」を買うことに成功したかもしれません。

それが証明されるのは数年後かもしれません。ともあれ、相場が明らかに高くなったというとき、購入した我が家の価格と比較してみれば一目瞭然です。

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