やはり新築マンションの販売は陰りが!

10月25日のブログで、「発売戸数減少・契約率低下の2015年9月期」と述べました。

       9月は買い手の「慎重姿勢」や「高騰価格に対する戸惑い」が数字に表れたことを解説し、10月以降も「杭工事欠陥事件の影響」も加わり、同様の動きを見せるだろうと予想しましたが、結果は「やはり」というものでした。

     新聞発表もあったので、ご存知の読者も多いことと思いますが、契約率は好不調の分岐点とされる70%を2か月連続で割り込みました。首都圏全体に占める割合が50%を超える東京23区の契約率も66.3%となったのです。

    発売戸数も低迷、前年同月実績の6.5%マイナスの2921戸。これは、不動産経済研究所が1973年に統計を取り出してから10月単月としては史上3番目の低さだとのことでした。

    引き続き注視して行きたいと思います。